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皮膚科の先生のありがたい言葉
ニキビは出来ないタイプの肌質なのだと思っていた。実際周りの友達がニキビ花盛りだった中学時代、これといったお手入れはしていなかったけれど、ニキビは出来なかった。
でも、落とし穴は意外なところにあった。アダルトニキビだ。大人になって仕事や人間関係などのストレスで、一気にニキビが出来た。
慣れていないのでどうにかしようといじりまくり、色々な化粧品を使って隠そうと試みてはさらに悪化させ、最終的には皮膚科のお世話になった。
その時に言われたことで、すごく理解しやすかった言葉がこれだ。
「胃が荒れている時に食べ放題に行く人はいないでしょう?肌も同じ。肌が荒れている時に、今まで使ってもいなかったような化粧品をどんどん使ったりしてはいけません。もっと荒れさせてしまうよ。荒れているということは疲れているということでもあるのだから、しばらく休めてあげなさい。」
その先生は、出来ることならしばらくメイクは控えて、顔も水で洗う程度でいいという方針だった。
お年頃で、人前に出る仕事もしていたので、メイクしないというわけにはいかず、その先生の方針にすべて従うことは出来なかったけれど、納得できる方針をひとつ持っているか否かで、気の持ちようはずいぶん違ってくる。
その後、新たに「肌にいい」と言われている化粧品を試したりすることはなくなり、荒れている肌をなるべく休めようという気持ちになったのは言うまでもない。
私の肌荒れは、少しずつではあるが良くなり、1年近くかけてすっかり綺麗になった。
その経験に基づいて、今肌荒れしている人に相談されたら、あの先生の言葉を伝えてあげたいと思っている。
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